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いつものギャンブルもテト仕様

ベトナムにもお年玉の文化がある

ベトナムにもお年玉の文化があります。
ベトナム語ではお年玉のことを「Li Xi(リーシー)」と言いますが、実はこれは古い中国語由来の言葉で南部でしか使われていない言葉だそうです。北部や他の地域では、「Mung Tuoi(ムントゥオイ)」と言うそうです。

「Mung」は”祝う”とか”喜ぶ”という意味があり、新年の挨拶「Chuc Mung Nam Moi」(=Happy New Year)という言葉でも使われています。
「Tuoi」は”歳”という意味で、これは「Bao Nhieu Tuoi ?」(=何歳ですか?)で使うのでわかりやすいかと思います。

これらを繋げると「新しい年を迎え、歳を重ねるお祝いをする」という意味になります。言葉的には北部の「Mung Tuoi」の方がしっくりくる気がします。

さて南部で使われている「Li Xi(リーシー)」とは、古い中国語で”利市”が語源となっているようで、これはお祝い事などで渡すお金のことをまとめて、こう呼ばれていたようです。

中国に近い北部がベトナム語で、中国から離れている南部では中国語由来の言葉を使っているのは何だか面白いですね。

カードを使ったギャンブル

ベトナムのローカルエリアに行くと日常的に見かけるカード(トランプ)を使ったギャンブルですが、普段は大人(男性も女性も)ぐらいしかプラスチックのお金(1万ドン以上)を使っているのを見ることがありません。

しかし、テトともなると、祖父母や両親、親戚などから日本同様にもらえるお年玉(Li Xi)で実入りが良くなった子供達の掛け金が大幅に上がります。

普段は1000ドンや2000ドン、5000ドンといった紙のお金(中には500ドンとかも)でやっているギャンブルも、この時期だけだは大人顔負けに金額も大きくなります。

5万ドンや10万ドンが面白いように場に置かれていました。(普段はこれの10分の1なのですが)

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