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Phieu Concert 2019 レポート

2区のサラシティ近くの広場で行われたPhieu Concertへ行ってきました。

会場は

ホーチミン市2区にあるサラシティのスタジアムと聞いていたのですが、行ってみたら近所の更地でした。

オイシイタウンからグラブに乗ってサラシティのスタジアムへ向かうも、イベントをやっている様子はなく、音の聞こえる方向に進むと、そこには広場があり会場となっていました。

終わってから地図を見たらGoogle Maps上は更地になっており、サラシティではなく、サリナというアパートメントの方が近かったです。

チケットがQRコードなので入場はスムーズ

イベントのチケットがQRコードになっているのと、GAエリア(安い席)が前売りの早い段階でソールドアウト(VIPエリアだけ余っていました)になっていたのでダフ屋が居ないと思っていましたが、やっぱり居てました。

ただタダ見の人がおらず、ベトナムもマナーが向上したなと思っていました。

会場に入るとそれなりの盛り上がり

オイシイタウンを出たのが18時を回っていたのでイベントは始まっていました。既に何組かの演奏が終わっており、入った時にはOSADだったかな、見た目ではわからないのですが、イケメン歌手が歌っていました。

一人に一本ずつライトが配られているので、それなりに盛り上がって見えました。

Chilliesが始まりました。

19時前だったかに、今一番好きなバンド『Chillies』が始まりました。

会場の設備が悪いせいか、スピーカーの音割れが酷かったです。そしてハウリングも。

新曲のマスカレードを歌い終え、彼らのYoutubeで一番再生されてる曲『Và Thế Là Hết』が始まると、ますます音が悪くなり、サビに入る前にベース以外の音が全て消えてしまいました。

ボーカルが苦笑いを浮かべ、楽器隊も演奏を辞めます。

すると、まさかのオーディエンスが歌い始め、サビから最後まで歌いきってしまいました。

日本だったらブーイングが巻き起こるのに、そんなことは一切起こらずに、音がなくても合唱をする。ベトナムのこのポテンシャルはいつも感動してしまいます。

歌い終えると、ボーカルがMCを行うのですが音が途切れ途切れ、しばらくして、ようやく復旧したのに、最後に1曲歌って終わりました。

ナムクンと誰か

アイドル歌手のような誰かが歌い、ナムクンが登場。

アイドル歌手のような誰かは盛り上がっていたのですが、ナムクンは人気がないのか全然盛り上がりません。

しかし、ナムクンが歌いおえて下がろうとした時にケーキを持って、アイドル歌手のような誰かがサプライズで再登場。

アイドル歌手のような誰かが、主導して観客全員で誕生日ソングを歌いました。

Den Vau、Hoang Thai Vu…

二人がはけると、一回音が消えたかと思うと、Den Vauの曲のイントロが流れ、登場。

スター性があるのか人気があるのか、最高潮に盛り上がっていました。

勝手に思っていますが、今、一番勢いのあるベトナム人歌手なように思います。

Den Vauが招き入れてHoang Thai Vu が登場。

この二人が出てくればお約束の『Anh Đếch Cần Gì Nhiều Ngoài Em』です。

一応、Den Vau と Hoang Thai Vu とThanh Đongの3人で歌っている曲なのですが、ライブではDen Vau と Hoang Thai Vuの2人で歌っているところしか見たことがありません。

この曲が終わると、Den VauがHoang Thai Vuに話しかけ、「アドリブでもう一曲やるから伴奏してくれ」と言っていたようで、一度はHoang Thai Vuがギターで弾きかけるも断念してしまいました。

それを見て、Den Vauはアカペラで歌い始め、最後まで歌いきってしまいました。

Den Vauはテンションが高くなっていたのか、もう一曲歌い始め、それはHoang Thai Vuも知っていたようで弾きながらコーラスで合わせます。

Den Vauは、これで終わりかと思いきや、Hoang Thai Vuの曲に合いの手や煽りを入れて会場を盛り上げてから去って行きました。

結局、Hoang Thai Vuは一人で歌ったのは2曲くらいで終わりました。

Tien Tien登場

Hoang Thai Vuが終わると、音が消えます。

観客全員が休憩モードになり、座り始めたかと思うと、Tien Tien の曲が鳴り始めます。

少年隊の仮面舞踏会のような衣装で現れたTien Tienに観客の頭に『?』マーク。

イントロが終わり、歌が始まると、状況を飲み込めたようで「Tien Tien」と騒ぎ始め、盛り上がります。

それも、そのはず、少し前まではミュージカルのアニーを彷彿とさせるパーマ頭で、ベトナムの和田アキ子と称したこともあるほどに中性的だが、女の子っぽい雰囲気があったんですから。

ただ目の前にいるTien Tienは、少年でした。

そして衣装は、まさかの少年隊の仮面舞踏会の衣装とほぼ同じです。

時折、スクリーンに映るTien Tienの顔は4月にトムミュージックフェスティバルで見たときと違って、完全に美少年へと変貌していました。(正直、整形したのかな?っていうレベル)

しかも、Tien Tienといえばギターを持っているイメージなのに、ギターを持たずに、少年隊よろしくステージを走り回りながら歌っていました。

Tien Tienの新境地を垣間見て、お腹いっぱいとなり、Ca Hoi Hoangを残しているとは思うものの、次じゃなかったので帰りました。

帰る頃にはタダ見の人がいました

アリーナ席(有料)

こちらはアリーナ席(有料)です。

ここは有料のトイレのところからしか入れないのですが、イベントとは関係ない売り子のおばちゃんが居て、ジュースなどを売ってました。

まとめ

本当に音が悪かった。それに尽きます。

二人以上が歌えば必ずハウリングするし、時々音が割れるという散々な状態。

出てるメンツが良いだけに残念でした。

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