目次
ベトナムの犬肉事情
ベトナムはハノイなど北部を中心として犬肉や猫肉を食す文化が残っているようです。そして、犬肉消費量は年間500万頭を超え世界第2位となったこともあります。
未だに狂犬病でなくなる方もおり、そのリスク回避と、犬のペット化が進んでいるためか、犬肉食が禁止という流れが出てきています。ハノイでは2021年までには犬肉食を全面禁止とする法律が出来るとか出来ないとか言われて取り締まりも行われているようです。
*本当は犬肉の写真があれば良いのですが、なんでも食べてきたものの、犬肉と猫肉だけは食べれてないため、写真がありません。
ホーチミンには犬肉が食べられるところが幾つかある
ホーチミンのベトナム人は犬肉食文化圏でないため、ホーチミン生まれの人であっても食べたことがない人がいるくらいなのですが、ハノイを始め北部の移住者が多い街なので、あまり知られていなくても犬肉が食べられるところがあります。
また犬肉が食べられるところには、複数の店舗が集まっているところがあり、店舗数が多くなくても、犬肉通りと呼ばれるくらいには集まっていることがあります。
有名なところですと、1区ならバックパッカー街からも近い189 Cong Quyhのヘム、タンビン区のChan Hung(チャンフン)通り、ゴーバップ区のCay Tram(カイチャム)通り、ビンタイン区のThanh Da(タインダー)通りです。
通り名は忘れましたが、郊外ですとカトライ港の近くとかですかね。
殲滅されたのはタンビン区の有名なチャンフン通り
日本人ブロガーの人たちは、何かで知ったら、こぞって同じところに行く傾向があるので、「ホーチミン 犬食」とかで調べてここに辿り着いた人たちは、”チャンフン通り知らんし”となるかも知れません。
日本人ブロガーの人たちは、1区のコンクィン通りのヘムかゴーバップ区のカイチャム通りに行かれているかと思います。
実は、日本人ブロガーの人たちがこぞって1区のお店に行く前は、タンビン区のチャンフン通りかゴーヴァップ区のカイチャム通りが日本人の間では有名な犬肉通りだったんです。
私自身、犬肉は食べないので、聞かれるといつもチャンフ通りを教えていました。(カイチャム通りより迷わずに行けるという理由で)
2019年になってから、通勤(帰りのみ)で使うCach Mang Thang 8通り(8月革命通り) が大変な混雑になっており、またレティリン公園の近くには大量の公安がいました。
初めはHoang Sa通りに渋滞回避していましたが、残業で遅くなったときにCMT8通りを通って帰るとチャンフン通りの入り口にバリケードがあることを確認しました。それからは気になるも、私のベトナム語力では原因を突き止められませんでした。
そして土曜日出勤の帰りに通ったらバリケードが無くなっていたので、通りに入ってみました。
ずらりと犬肉屋が並んでいたところは更地になっていました。
犬肉屋が暴動でもしないようになのか、この敷地を囲むように公安がいました。もしかしたら、強制退去(立ち退き)だったのかも知れません。
跡地に出来るのはホーチミン市特別学区
小さくて文字がわかりにくいかと思いますが、運動公園のような施設を囲むように幼稚園から高校までが建設されるようです。もしかしたら、国立の教育特区のようなものになるんじゃないでしょうか。
近くにはレティリン公園がありますし、将来的にはCMT8通りの道幅が拡張されると思いますので、この辺りの土地はもっと高くなりそうな気がしますね。
地下鉄は来んのかな?