去年、注目していたベトナムのアーティスト『Chillies』が活躍したので、調子に乗って今年注目したいアーティストをご紹介します。
本当は今年もChilliesには頑張って欲しいというのが心情なのですが、根がインディーズ思考なので、あそこまで人気してしまうと、『Chillies好きやねん』とは声を大にして言うのは恥ずかしい。
そんな訳で今年注目(勝手に応援する)アーティストを2組紹介したいと思います。
目次
Kiên Trịnh
Kien Trinhは、ハノイ市出身の歌手で、元はDập Ghimというバンドのボーカルをされていました。今はソロで活動されているようですが、ライブではバンド形態で演奏されることがあるようです。
ハノイのカフェ「KoFi」で働かれているようで、ポジションは三人の王の一人となっていたので共同オーナーなのかも知れません。
私自身、ベトナム語がわからないせいで情報が薄々なのは申し訳ないです。
とりあえず楽曲を紹介します。
最初に響(ウィスキーの銘柄)を飲んでから始まるので、日本人的にはツカミはOKな気がします。
彼の曲の中では異色とも言える作品、格段に再生数が少ないです。
Kiên Trịnhの情報
Facebook:
(フェイブックページ)https://www.facebook.com/kientrinh1112/
(個人アカウント)https://www.facebook.com/buoi.le.33
Youtube:https://www.youtube.com/user/dou493/featured
T.R.I
二組目は、まさかの作曲家です。
T.R.I(本名はNguyễn Đức Trí)は、バリア=ブンタウ省のバリア出身の21歳(ソースを思い出せない)、ホーチミン市の私立ヴァンラン大学に通っています。Art Spaceに属していますが、所属メンバーが彼一人だけのようです。
Suchmos、Yogee New Wave、She’s、ヨルシカ、ずっと真夜中でいいのに(”良く聞いているバンドを有名なとこだけ並べただけだろ?”とかいうツッコミはやめて下さい)などを聞いていたら好きになれるような曲が多いです。
T.R.Iの曲をいくつか聞いていると、一時期のMVのディレクションが加藤マニさんだけ追ってれば良い曲に出会えるみたいな感覚と同じだと気づきました。聞いたこともないようなバンドや歌手(ベトナムの場合はほとんど)の曲を聞いて、”良いな”と思えるのは作曲家にT.R.Iと書かれています。
とりあえず聞いてほしい。(ちなみにKiên Trịnhの2つ目はT.R.Iが作曲です)
T.R.Iの情報
Facebook:
(個人アカウント)https://www.facebook.com/ndtriasproduction
(Art Space)https://www.facebook.com/Artspace2307/
Youtube:https://www.youtube.com/channel/UCdjKgIdD19DJXAMWIo_0PZw/featured
紹介するか迷ったバンド
去年は、Chilliesを追っかけながら色々と聞いてました。他にも良いバンドとか歌手が居るんですが、注目アーティストとして紹介しなかったのは”この曲良い”となっても、他の曲が響かないものが多かったです。
その中でもThe Flobに関しては、とても迷いました。Ngot感が出ているといえば、それまでなんですが、1年前の曲はかなり良いと思いました。
この後の曲が、個人的にはあんまでした。
インディーでも王道行くなら
注目として上げた人たちは、ホーチミンでライブをやる可能性が少ないと思います。そのため、どうせ聞くならライブをやるようなバンドが良いという方のために、インディーの中でも王道路線を紹介しておきます。
Chillies
このブログでは何度も取り上げているので、ご存知の方も多いはず。
Ca Hoi Hoang
歌っている時が、くるりの岸田くんみたいになるボーカルがいるバンド(顔じゃなくて不思議なダンスのほう)。去年はベトナム国内をワンマンツアーしたほどの人気があります。(その割には知名度が低い)
Ngot
個人的には、ベトナムのインディーシーンを注目するきっかけとなったバンド。彼らを聞いていてDen Vau(ボスの人)やHoang Thai Vuを知りました。
Den Vau
苦節10年で去年爆発的に売れたのに、日本人に知られてないのが不思議で仕方ない。缶コーヒー『ボス』の人なのに。
Hoang Thai Vu
去年、盟友Den Vauの記念すべきライブで、まさかの最初に感極まって泣いてしまった人。
20歳前後の女の子から人気がすごい”Thinh Suy”も紹介しておきたかったのですがライブの演出がワンパターンなので辞めておきます。
V-POP路線が良い方に
AMEE
去年の夏頃に知った時は、あいみょんを見たときのような印象を受けたのは否めないが、売れてくると徐々に可愛くなってきており、今はインスタグラムもハズレ写真がなくなってきています。
日本と比べてベトナムのV-POP系女性歌手は、顔も可愛くないと売れない傾向があるようなので、可愛くなってきている途中の今が狙い目だと思います。
ちなみに2020年3月末にファーストアルバムが出るようです。
まとめ
長々と誰も興味がなさそうなことを書いてしまいましたが、どれか一つでも響いたものがあれば嬉しいです。ライブ会場で会えば、会釈くらいはしてください。
去年と同じような流れであれば、4月末か5月上旬にThom Music Festivalが行われるはずなので、その時にはインディー系のバンドをいくつか見れると思います。その後のColor Me RunではAMEEが見れるんじゃないかと勝手に思ってますが、カラーミーランは行かない可能性大です。