バイクの鍵が曲がってしまい、バイクを動かすことが出来なくなってしまったので、鍵を作りに行ってきました。
エンジンを掛けようと、バイクを鍵穴にさして回そうとしたら、奥まで入っていなかったようで、曲がってしまいました。
ペンチなどを使って何とか戻そうとしましたが、ダメでした。
鍵の部分を取り替えても、私の古い型のバイクであれば、そこまで高くはないと思いましたが、鍵屋で直せないかダメ元で向かいました。
家から最寄りの鍵屋までは歩いて20分くらい。バイクを押しながら向かいました。道中何度も、路上にいる修理屋のおじさんに「どうしたんだい?見てやるよ」と止められました。『鍵が壊れて』というと、やはりお手上げのようで皆さん鍵屋の場所を教えてくれました。
ようやく鍵屋に到着しました。
現状を伝えると、問題ないと言わんばかりに直ぐに作業を始めます。
初めは曲がった鍵から、新しい鍵を作ろうとしていましたが、それでは難しいと見るや、何も削られていない鍵を鍵穴にさします。
鍵穴にそって傷が出来るのか、それに合わせて鍵を削って作っていきます。
これを何度も同じように繰り返すのですが、中々終わりそうにありません。
しばらくしてギブアップとでも言わんばかりに、どこかに電話をして手を止めてしまいました。
『直りますか?』と尋ねると、「ちょっと待て」と言われました。
特殊な道具でも持ってくるのかと思っていたら、若いお兄さんが来ました。
慣れた手つきで削っていくと、あっという間に出来上がりました。
無事にエンジンがかかり、費用は5万ドンでした。