200歳まで生きられるという噂のゴジベリー(枸杞の実)を買いにタンディン市場に行ってきました。
目次
ゴジベリー(枸杞の実)とは
ゴジベリー(枸杞の実、クコの実)とは、杏仁豆腐の上にちょこんと乗っている赤い木の実です。また薬膳料理に入っていることが多いです。
この実に含まれる代表的な栄養素として、ゼアキサンチン・ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンC・ベタインなどになります。ゼアキサンチンは目の網膜に含まれるカロテノイド(天然色素)の一種です。またベタインは免疫力向上・抗癌作用・アンチエイジングなどの効果がある成分として現在研究されています。
そして最近、ゴジベリーの抗酸化作用には美白効果があると発見されました。
なぜ200歳まで生きられると言われているのか!?
李 青曇(り せいどん)
李 青曇とは中国の漢方医で256歳まで生きたとされる人物です。ギネス記録では非公認ながらも、写真や中国の公文書、ニューヨークタイムズの記事など実在した証拠が数多く残されています。
その彼が、日常的に食していた中にゴジベリー(枸杞[クコ]の実)があったと言われています。
200歳の娘
唐の時代の伝説では、若い娘が老人を叱りつけていたのを目撃した商人が「何で、お年寄りをいじめているのか?」と若い娘に尋ねたところ、「自分の孫を叱っているのに余計なお世話だ」と言い返されたとのこと。この時、商人が若い娘年齢を確認したところ、200歳を越えていたようで、叱られていた老人は90歳だったようです。
そこで商人が若い娘に長生きの秘訣を尋ねたところ、「毎日、枸杞の実を食べている」と返答があったそうです。
徳川家康、秀忠、家光の3代に仕えた天海
歴史に詳しくなくても徳川家康が江戸幕府の初代将軍なのはご存知だと思います。秀忠は2代目、家光は3代目です。
その3代のにわたって将軍に側近として仕えた天台宗の僧侶である天海は、江戸時代初期にも関わらず、108歳まで生きたと記録されています。
天海は、納豆(納豆が入った味噌汁)や枸杞の実(枸杞の実が入ったご飯)を食べていたそうです。
何しか健康に良さそう
200歳まで生きれるかどうかの信ぴょう性はどうだって良く、また200歳まで生きたとしたら良くて70歳くらいまでしか仕事がないことを考えると、生活費をどうしようかなどという心配事が増えます。そのため、200歳まで生きたいとは正直思っていませんが、何しか健康に良さそう。
やはり若々しく健康的に生きられるということには憧れます。
で、タンディン市場へ
タンディン市場は、あのインスタ映えで一躍脚光を浴びて、大量の観光客が訪れて、敷地内に入れなくなってしまった、あのピンクの教会の近くにあります。
一部では、生地を扱っているお店が多いため、裁縫をされる人たちから生地市場として知られています。
私は、アーモンドを買うために、良くここへ訪れます。
ゴジベリー(枸杞の実)を発見
市場の駐車場横の入り口から入ります。生地などを扱うお店を無視して奥へと進み、市場を出てしまう手前に乾物屋が集まるエリアがあります。
どこのお店を覗いてもゴジベリー(枸杞の実)が置かれている様子はありません。
いつもアーモンドを買っているお店で、ゴジベリー(枸杞の実)の写真を見せると、奥から取り出して来ました。
中国語なので少しわかりにくいですが、これ『寧夏』と書かれています。
寧夏とは、中国の中でも枸杞の実の名産地と知られており、最近はワインなんかも有名な場所です。
この枸杞の実は100g180円弱。日本で買うよりも半値くらいでした。
最後はお約束の…
タンディン市場に来たら、決まってすることがあります。それは、Mi Hoanh Thanhを食べることです。
スープは、美味しいという訳ではなく普通なのですが、ワンタン(中でも生地)はかなり美味しいです。