ホーチミンで現地採用として働く人のブログ

イベント情報, 音楽・フェス

Hoi Dong Hoi 2020

コロナ禍以降、ホーチミン市の音楽系野外フェスティバルとしては、初めてとなるHoi Dong Hoi 2020に行ってきました。

週中、月曜日の夜から体調を崩し、久々に風邪を引いてしまい、出来る限り市販の風邪薬を飲まないでおこうと思い、自然治癒に委ねていたのですが、水曜日の朝には悪化し、仕方なく風邪薬を飲み、何とか11月28日土曜日の当日は万全の状態で臨むことが出来ました。

入場は厳重チェック!?

昼間は用事があったので、会場のホアルースタジアム(Google Maps)に着いたのは19時過ぎ。

イベントは前座のようないわゆるフェイスブックの公式ページでは紹介されていないようなバンドの出番は終わり、紹介されているバンドの出番も始まっていました。

会場のNguyen Thi Minh Khai側の通用口に人が集まっていたのですが、聞くと出口専用だそうで、集まっている人たちは当日券の発売もされていたのに、それを買わないでタダで見ようと集まっている人たちでした。

そして入り口を教えてもらい移動。

イベントも中盤に近づいていたこともあり、並んでいる人は少なく会場へと入れそうでした。

入れそうというのは、そこで事件が発生。

セキュリティーチェックで引っかかったのです。

それは、私がVapeを持っていたからで、Vapeが飲食物と同じという扱いをされてしまいました。

入るには没収しかないと言われたのですが、それはちょっと、と思い、どうにかならないかと相談したところ、”会場内で吸わないのはもちろんのことカバンから出さないということ”で何とか入ることが出来ました。

ちなみにタバコやベトナムでは非合法のはずのマリファナはスルーのようで会場内で吸っている人を見かけました。

チケットは画像でQRコード認証でした。

会場内の写真

ビールが売られていました

会場内に入ると、インディーと呼ばれるジャンルのライブではあまり見かけることがない私以外の外国人の姿もちらほらいました。

そして白人のグループはビールを片手に盛り上がっていました。

入り口でVapeのことで、めちゃくちゃ言われたのに、白人だけは優遇されているではと思い(ベトナムのイベントは白人優遇は良くある)、もし会場内にビールが売っていなければ、allaccessの公式ページにクレームを書いてやろうと、会場内の売店へと歩を進めました。

ベトナムのイベントには珍しく物販ブースがあって思わず買いそうになりましたが、良く見るとallaccessの会場スタッフが着ているのと同じデザインで特別感がなかったので辞めました。

飲食ブースには人集りが出来ており、並んで待っているときにスタッフの人がいたので「ビールは売ってますか?」と尋ねると、ビールが売っていることとビールは列が違うと教えてくれました。

ビールの列へと向かうと一人しか並んでおらず、直ぐに買うことが出来ました。

野外フェスにビールはつきものですが、意外にもベトナムで行われるEDMイベント以外ではアルコールが売られていないことなんてザラです。ましてやインディーと呼ばれるような若者をターゲットとされているようなイベントでは売られていたことって記憶にありません。

ビールを片手に音楽を楽しみました

会場に入った時は、ちょうどThe Sheepsが終わるところでした。

男女二人組のThe Sheepsといえば、去年は浴衣みたいな衣装を羽織って、ワーキャー言われるようなことはなく、冷たい視線の中で踊りながら歌う地下アイドルのようなスタイルだったように思うのですが、ワーキャー言われていたのにびっくりしました。

続いて出てきたのはChilliesで、人気も1年続けば、ここまで盛り上がるのかという雰囲気でした。少し残念だったのは演出面が形作られてしまったようで、毎回違うようなことをしていたのもなくなり、今回は良くも悪くも安定していたように感じました。

Chilliesが終わってから直ぐに始まらなかったこともあり、私の周りのベトナム人は座っていました。

そしてHa Le + Mau Nuoc Bandが始まっても、Mau Nuoc Bandが出てきて演奏が始まったものの、Ha Leが直ぐに出て来なかったせいか、誰も立たず。

しかしHa Leが出てきた途端に総立ちとなり、ワーキャー言い始めました。

最近は日本の音楽ばかりを漁っていたこともあり何も情報を持たずに参加したのですが、その中でもHa Le + Mau Nuoc Bandに関してはMau Nuoc Band以外は何も情報をなく見ました。

このこともあってか真っさらな気持ちで見れました。そして一番良かった。

一時的なものだけではなく、ずっと見て行きたいと思わせるくらい、バンドとして凄くマッチしていたように思います。

一つ残念だったのは、Mau Nuoc BandはバイオリンのFatBがメインのバンドで他のメンバーは前に出ないような風潮があったのにドラムが一番目立った髪型をしていました。

Ha Le + Mau Nuoc Bandに凄い満足感があり、もう最後に一つ見たら帰ろうと思っていたところ、出てきたのはCa Hoi Hoang。

3ピースバンドのはずが、ボーカル(ギター)の横にもう一人いることが見えました。サポートメンバーのようですが、まさかのベースを弾いていました。

ちなみにCa Hoi Hoangが出てきてから、最初に大型スクリーンに映し出されたのはサポートメンバーでした。

”ボーカルがギターを弾かずに、くるりの岸田くんよろしくヘンテコクネクネダンスを踊る時にベース二人になるやん?どういうこと?”なんて考えていると終盤に疑問が解決されました。

ヘンテコクネクネダンスを踊る曲になると、オリジナルメンバーであるベースがギターに持ち替えていました。まさかのパターン。

Ca Hoi Hoangの最後の曲のサビの部分で花火が打ち上がると、その衝撃からかメインスクリーンの映像が飛ぶというハプニング。

メインのSuboiが始まる前にメインスクリーンの映像(映像システム)が飛んでしまうと、どうなるのかと思い、帰らずにSuboiの1曲目を待ちました。

そしたら、まさかのスクリーンにはカラオケの映像が流れ、それをバックにSuboiが歌うというカラオケ大会感が出ていました。

満足のイベントでした

Suboiは1曲目の途中で帰りましたが、かなり満足の出来るイベントでした。

出口を塞ぐようにタダ見の人たちは結構な人数おり、誰も出る人を譲らないので出るのに嫌な思いをして退場することになりました。

イベントのアメニティ

ベトナムのイベントは、入場時にアメニティをくれるんですが、今回はトートバッグと聞いていたのがオニギリが2つくらい入る手提げ袋とステッカー、ネックピースでした。

このようなイベントのアメニティにネックピースが多いのですが、安いのかも知れないですが、BOaTのA.S.Eの金メダルのようにかけるくらいしか思いつきません。(BOaTのA.S.Eを知っている人なんていないですよね)

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