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ニャチャンで有名な寿司処「きわみ」へ行ってきた。

この旅のメインイベント

今回、旅先をニャチャンに決めたのは何を隠そう寿司処「きわみ」へ行くためだ。

候補としては、ダナンの鮨兵衛(スシベイ)も上がっていたのだが、写真を見る限りでは、私好みのように思ったのが「きわみ」に決めた一つの理由。もう一つは、去年ニャチャンへ行った後に、色々な人から「(日本で週2以上で寿司屋に通っていた寿司好きなのに)きわみはスルー?」と言われていたこともあり、ここに決定した次第。

だから結局のところ、ニンヴァンベイも滝も寿司処「きわみ」へ行くついででしかないのです。

予約必須のニャチャン屈指の超有名店

まわりからは予約必須だと言われていたが、
『夕方6時に行けば一人席くらい空いているだろう?』と前日に伺った。
しかし、対応してくれた女の子曰く、予約でいっぱいで遅い時間も席がないとのこと。だが「明日なら大丈夫」と言われ、「じゃあ、6時で」と前日にお店の前で予約をしました。

18時ちょうどに訪問

お店へ伺い予約をしてることを告げるものの、なぜか外で待たされます。
しかし、外国人はすんなりと入れる(もしかしたら常連かも)のに、”一見には厳しいのかな”と厳かな感じが期待を膨らませてくれます。

しばらくして、カウンターへと通されます。

(私が言える身分ではないのは百も承知ですが)客層は高級店っぽくない。庶民的な感じに好感が持てます。そして、私の隣のカップル以外は全て外国人でした。(カウンター9席でテーブルがいくつかありました)

こんなに安くていいの?

おしぼりはなく、紙のあれです。箸置きもありません。

しかし、メニューを見て、納得しました。

全体的に安いです。
(この料金帯なら、紙じゃないおしぼりも箸置きもなくて良いです)

獺祭(多分4合瓶)が160万ドンで『おっ』となりましたが、海外なら一般的な料金です。(4合じゃなくて2合だったら高いですが、頼む気がなかったので確認し忘れました。他の料金から考えると4合だと思います)
寿司を含めて他のメニューは、どこの日本食レストランと大差がないくらいリーズナブルな価格設定です。獺祭さえ頼まなければ、たらふく食べても一人1万円とかいかないです。

カウンターで日本人が握ってくれる上に、トリップアドバイザーでニャチャン全体6位で評価4.5、グーグルの評価は4.7(どちらも訪問した2018年11月16日の数値)という高評価を叩き出しているお店とは思えません。

何も下調べをせずに銀行で500万ドンを下ろし、クレジットカードまで携帯してきた世間知らずの自分が恥ずかしい限りです。

頼んだメニューで覚えている限りの料金を申し上げますと、
・盛り合わせ(松) 37万ドン [寿司 12貫 巻き寿司1本]
・きわみサラダ 15万ドン *うろ覚えです。
・げそ 握り 6万5千ドン
・生ビール(サッポロ) 3万5千ドン
・イタリア 白ワイン グラス 15万ドン

本当は日本酒が飲みたかったんですが、獺祭以外は興味を示すものがありませんでした。(銘柄を覚えてますが、大人の事情で省略)

待ってました

特に突き出しとかはなく、サラダから出てきました。

きわみサラダ 15万ドン

店名があしらわれているので『自慢の一品なのでは?』と思い注文しました。
何の変哲もないごまドレッシンがかけられており、ゲソやわかめなどが入っている普通の海鮮サラダです。ただ、一人ではボリュームがあります。
一つ良かったのはゲソが良い香りがして美味しかったです。期待度上昇。

盛り合わせ(松) 37万ドン

真打登場。
ネタの説明はなかったので、わかる範囲で書きます。
上から、玉子、ネギトロ、とびっこ、アジ、ホタテ、子持ちニシン、ホッキ貝、タイ、エビ、マグロ、いか、サーモン

近海物とすれば、アジとタイくらいでしょうか。他はローカルの寿司屋でも見かけることが出来ます。見た目も同じです。

このカリフォルニアロールみたいなものも入っています。
何ともボリューム感のある内容でしょうか。
よく、このお値段でやっていけると感心させられます。

[注意]
あれ?生わさびじゃないの?と思われる方もおられますが、ベトナムでは非常に手に入りにくいので、そこは気にしないでください。

パッと見た感じでわかると思いますが、江戸前の握り方ではありません。
切って出し、鮮度が命のいわゆる関西の握り寿司に近いです。

寿司の食べる順番は大将が指定しなければ、何からいっても良いというマイルールがあるので、最初にエビを食べました。

先に述べておくと、寿司好きであればネタの見た目で鮮度がある程度わかると思います。この辺は海外なので少し大目に見る必要があります。そこを鑑みて食べます。

しゃりを舌の上に乗せてみました。
酢飯の塩梅は私好みです。
(間違っていたら失礼)2、3年ものの古米を使っているんじゃないでしょうか。そして水分を少なめに炊いているように思えます。ただ残念なのは、握りが固めなのと酢飯が少し乾燥していたことです。

エビだけでもう良いかなと思うものの、せっかくなので、ゆっくり一貫、一貫吟味します。

特別な感想はありません。

玉子は、自前っぽくなかったように感じました。

期待したアジも…。

これで終いとすれば良いものを、サラダのゲソが美味しかったのでやってしまいました。

ゲソ 握り 65000ドン

江戸前の握りじゃないので、そのまま出てきました。

『大将、私がゲソを頼んだ意味を理解してくれ』と願いましたが、
想像通りのものが出てきました。

大将からすると『(ゲソを頼むなんて)物好きやな』って思ったに違いない。

「ごちそうさま、お会計で」と言うと、大将はカウンターから奥へと行き、挨拶に出てくるのかと思いきや、そのまま奥に引っ込んでしまいました。

上がりが出てくることはなく、合計で74万ドンだったかなを支払い、店を出ました。

まとめ

正直、安いです。
安いですが、私のように過度な期待は禁物です。
後悔します。

カウンターで日本人が握って、この価格で提供すると言うのは大変素晴らしいと思います。経営努力だと思います。
またニャチャンという観光地で外国人相手に、このスタイルで予約必須の人気店に育て上げた大将の才覚、商売センスは凄いものがあります。

しゃりは好みがあるので何とも言えませんが、ネタの鮮度を考えると江戸前の握りのように一仕事を加えていると、また違ったように感じられるのではないかと。こればかりは、どこで修行したかだとは思うので変えられないとは思いますが…。


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