10月5日、ホーチミン市2区で行われるインディーを中心とした音楽フェスティバル「Phieu Concert」を予習します。
目次
Phieu Concertとは
10月5日(土)にホーチミン市2区のサラスタジアムで行われる野外の音楽フェスティバルです。
今のベトナムインディー音楽シーンを代表する面々が出演するようで続々発表されており、非常に楽しみなイベントです。
私は既に購入済みなのですが、先行前売り第一弾枠 280.000ドン(Kem Chuoi)のチケット販売が終了してしまったようで、第二弾以降でしかチケットを入手することが出来ない状況です。(当日は出ないとしても第二弾やVIP席などの販売は遅れてされることがあります)
発表されているラインナップ
2019年9月7日時点で出演が発表されているアーティストは、
- Hakoota Dung Ha
- OSAD
- Hoang Thai Vu
- Thinh Suy
- Den Vau
- Thai Dinh
- Tien Tien
- Chillies (敬称略)
以上の8組のアーティストとなっています。Hakoota Dung Haさん、OSADさん、Thai Dinhさんの3組は初見となります。
Hakoota Dung Ha
38歳の歌手という情報以外はベトナム語でしか出てこなかったのでとりあえずYoutubeを貼っておきます。
OSAD
Son Tung M-TPのようなアイドル歌手のようです。
Thai Dinh
OSADと比べると少し古い感じがするので元アイドル歌手なのかな。この辺のジャンルはよくわからないので気になったら調べて下さい。
Thinh Suy
先日、ライブを見に行ってきました。学芸会ノリのアットホームなイベントに、バイト帰りに来たような雰囲気で現れたのは彼。Youtubeに上がっている曲を3曲ばかし演って帰りました。確か、ホーチミン市の大学に通っている大学生と聞いたことがあります。
シンガーソングライター風情の感じです。
Tien Tien
ベトナムに長く住んでいる方からすると、昔売れた歌手という印象が強いかもしれません。しかし、彼女の嗅覚から今が稼ぎどきだと判断したのか、去年の暮れくらいから精力的に活動されている印象です。4月のThom Music Festivalでも良いとこで出てきたので今回はトリを務めるのかな?
見た目の中性的な雰囲気から、私は勝手に「ベトナムの和田アキ子」って呼んでます。
ちなみに、このアルバム「Chill with me」は去年のライブと通販で限定発売されたのですが、発売日(ホーチミンのライブ日)の晩に全曲ユーチューブで無料公開されました。もちろん、オフィシャルです。ライブのMCでも言ってました。
Chillies
先日、ベトナムツアー(3都市3公演)を終わらせたばかりのバンド。Yogee New Waves感を少しだけ感じられる、今私がイチオシのバンドです。バンド自体はホーチミンをベースにされているのか、ギターの子は3区で働いているみたいです。
ようやく再生回数が10Mいき、徐々に盛り上がってきているようです。後述するDen Vau やHoang Thai Vuなどと同じように最近はローカルカフェでも曲が流れています。
今年、ホーチミンでのライブは、私の知ってる限りではPhieu Concertを入れると5回目となります。(Yokoで対バン、カラミーラン、大学のイベント、Yokoでのツアーファイナル)
Hoang Thai Vu
昔は、フルネームでHoang Thai Vuと表記されていたのですが、最近はThai VuやVuなどと表記されることが多いです。
ギター一つで歌えるシンガーソングライターといった感じの方で、見た目は暑苦しいのに何故かライブでは一番女の子人気が高いように感じます。初めてライブを見たときはスカートの澤部さんを最初に思い出してしまいました。
ちなみに一人の曲もあるんですが、Den Vauなどとコラボした曲の方が人気があるように思います。
Den Vau
ここ2年くらいで急激に見る機会が増えたラッパー。全然売れない女性ラッパー「Kim Messe」とコラボってる曲が一杯あるので有名。ラッパーという特性かコラボしている曲(featと書いているフューチャリングってやつ)ばかりなのですが去年はKim Messe以外でもコラボしている曲は軒並み10M再生は簡単に越えてくるという超人感。それが認められたのか今年のELLEベトナムのアワードでは活躍している人に送られる「Hình Ảnh Đột Phá」を受賞されていました。
過去にはレゲエっぽい曲も出しているのですが、最近は大人しい感じのやつが多いです。
まとめ
ここまで読んで頂いている方なら気づかれている方もおられるかも知れませんが、紹介順は私のタイムテーブル予想です。ここから出演者が増えれば変わってくるかと思いますが、Chilliesをどこに持ってくるかが、このイベントのキーポイントかと思います。理由は今発表されている中では唯一のバンド形態だからです。