時には列車で旅行を、ベトナム国有鉄道の乗車券(チケット)の買い方

鉄道チケットを買う方法

ベトナム国有鉄道の乗車券(チケット)の買い方には大きく分けて3つの方法があります。

① 駅の乗車券売り場の窓口で購入する

サイゴン駅の乗車券売り場

② ベトナム国有鉄道の公式サイト(https://dsvn.vn/)で購入する *おすすめ

公式サイト 英語版もあります。

③ 旅行代理店で購入してもらう

座席の種類(席種)について

ベトナム国有鉄道は、基本的には寝台列車となっています。
線や便によって連結されている車両が違うようですが、鉄道マニア向けの記事ではないので、どの線の何という便が何の車両が連結されているとかは書きません。

座席の種類は、

A. 二段ベッド(上下選べ、二段ベッドが2つの4つのベッドがあります。)
*今回、初めて乗りますが、VIP寝台というのがあります。

B. 三段ベッド(上中下選べ、三段ベッドが2つの6つのベッドがあります。)

C. ソフトシート(通路側か窓側か選べます。2列シート+2列シートの合計4列)
*椅子が柔らかい

D. ハードシート(通路側か窓側か選べます。2列シート+2列シートの合計4列)
*椅子が硬い

C、Dのシートは古い車両だとリクライニングが壊れていることがあるので、近距離ではない限り、ベッドをオススメします。また前後の間隔が狭く、手荷物が大きいと置き場所に困ります。
車両の前後は、他よりも狭いので日本の感覚で取ると痛い目に遭います。

ベトナム国有鉄道のチケットのそれぞれの買い方について解説していきます。

① 駅の乗車券売り場の窓口で購入する方法

はじめに申し上げておくと、一番難易度が高いです。
その理由は英語が通じないことに限ります。ベトナム語が出来るか、ベトナム語が出来る人についてきてもらわないと凄い大変です。

先ず、サイゴン駅の乗車券売り場に行きます。
開いているカウンターは3つ〜5つくらい。銀行などにある順番待ちの発券機などはないので、好きなカウンターの前に行きます。もちろん、並んでなんかおらず、カウンターに人が押し寄せているという感じなので、カウンターのお姉さんに気づいてもらうというところから始めます。

うかうかしたり、押し寄せてくる人に怯んだりしてはいけません。
頑として自分の位置を守りながら、お姉さんにアピールです。

運良く見つけてもらって順番が回ってきても、『ベトナム語が出来ねー外国人が来やがった』と思われると、後ろにいるベトナム人を先に受付されるということもあります。
そのため、行き先はもちろんの事、日時、往復なのかどうか、寝台なのかそうでないのかをメモで持って渡すのが良いです。合わせてパスポートも渡せば、待つだけです。

列車の発着時刻などを検索することが出来ます。

どれかが抜けていたり、親切なお姉さんだったりすると、寝台だと上か下かとか、座席だったら通路側か窓側かなど色々聞いてくれているみたいです。
ただ何を言っているか判別できるほどのベトナム語力はありません。

無事に済むと、金額を言われるので、お金を払えば発券されます。
この時、現金だけでなくクレジットカードやベトナムの銀行のキャッシュカードで払うことが出来ます。

② ベトナム国有鉄道の公式サイトで購入する

これ凄く簡単です。

先ず、ベトナム国有鉄道の公式の鉄道チケット購入サイト(https://dsvn.vn/)にアクセスします。

必要であれば右上にあるイギリスの国旗をクリックすれば英語に変わります。(画像は、英語表示に切り替えたもの)

英語の画面

そして画面左側に必要事項を入力して『Search(検索)』ボタンを押します。

検索画面

今回の行き先がニャチャンで、往復を選び、行きと帰りの日付を入れました。

今回、ニャチャンへ行くので、行き先はニャチャンにしました。

ここで一つ注意しないといけないことがあります。
それはホーチミン(Ho Chi Minh)ではなく、サイゴン(Sai Gon)というところです。他は知りませんが、ホーチミンに関しては現在の都市名ではなく旧名を使われており、何かアルファベットを入れて選択するのですが、[ H ]と入れてもホーチミンとは出てきません。

ロボットじゃないかの確認

『Search(検索)』ボタンを押すと、ロボットかどうかの確認画面が出てくるので、『Confirm to buy tickets』のチェックボックスを押して『Close』を押せば次の画面に遷移されます。

一応、ここに書いていることを要約すると”お前は、ロボットじゃねーのか?そしたら、やれるだろ。やれるのか、おい。バカやろー”です。

はい、スベったところで次の説明に入ります。

次の画面は、上段が行きの『サイゴン発、ニャチャン着』、下段が『ニャチャン発、サイゴン着』となっています。

念のため、日付に間違いがないかを確認してください。

直感的にわかりやすい画面になっているのに感動しますが、上段の『サイゴン発、ニャチャン着』を例にして簡単ですが説明します。

電車の絵のヘッドライト部分に書かれているのは便名(車両名)となります。
その下が発時間となっています。
電車の絵が青くなっているのは選択している便になります。

便は『SE22』、発時間は『11時50分発』を選択しました。
*便名によって発時間は一緒なので、発時間だけを気にするのが一般的かと

電車の絵の下の部分に、車両の絵が描かれています。
この車両の絵の下に数字が書かれているのがわかりますか?
車両にカーソルを合わせると席種が表示されるので、買いたい席種を選びます。

選んだ『SE22』、『11時50分発』の場合、

1号車:ハードシート
2号車:なし
3号車:ソフトシート
4号車:ソフトシート
5号車:なし
6号車:三段ベッド(6ベッドルーム)
7号車:三段ベッド(6ベッドルーム)
8号車:二段ベッド(4ベッドルーム)
9号車:二段ベッド(4ベッドルーム)
10号車:二段ベッド(4ベッドルーム)
*『なし』とした2号車・5号車は通常ですと食堂車や売店、乗務員室などが連結されているようです。

車両ごとに色分けされているのは、それぞれ意味があります。
青色は先頭車両、水色は”空席がある”車両、赤色は”空席がない”もしくは”支払いが完了していない席がある”車両です。そして、うぐいす色が”選択している”車両となります。

下の画像ですと、9号車(二段ベッド、4ベッドルーム)を選択している状態です。

先頭車両の下には車両名が書かれています。

車両の選択を終えると、次は座席の選択画面となります。

空席は白で表示され、埋まっていると赤で表示されています。しかし、途中で空く場合は紫になっています。
白いところにカーソルを持っていけば、料金が表示されます。赤や紫のところにカーソルを持っていけば、どこからどこまで埋まっているかが表示されます。

行きの選択が終わると、次は帰りの選択です。同じように行います。

どちらも選択が終わると、右上のカートの中に選択したチケットが表示されます。(選択したチケットの有効期限は各600秒です。これは必要事項を入れ終わり確定するまでの時間になります)

表示されているチケットに間違いがなければ『Buy Ticket』を押します。

次の画面では内容の再確認と必要項目を入力していきます。
チケットの情報が表示されている部分は、乗車する人の情報を入力します。

左側のところに『名前』はローマ字でフルネームで入力します。
そして『オブジェクト』では”Adult(大人)”、”Child(子供)”、”Student(学生)”、”Oldperson(老人)”の中からの選択制となります。

大人以外は割引対象となるので学生は購入時に学生証の提示を求められます。子供と老人に関しては、選択すると生年月日を入力画面が表示されるので入力する必要があります。

大人以外を選択した場合は、割引された料金が表示されるので確認します。

続いて予約した人(購入者)の入力をしていきます。

『名前』:ローマ字表記でフルネーム入力します。(必須)
『パスポート番号』:ID番号かパスポート番号の入力をします。(必須)
『メールアドレス』:メールアドレスを入力します。必須項目ではありませんが、この後、表示される予約番号がメールでも受け取れますので、うっかりメモを忘れたり、紛失したりという時の保険で入力しておくと良いと思います。
『電話番号』:携帯電話の番号を入れてもメッセージで来なかったので入れても入れなくても良いと思います。
『会社名』、『税番号』、『会社住所』:これらは会社に請求するときやインボイスが必要なときに入力します。

最後に支払い方法を選択します。
4種類あるのですが、何故か外国人は外国のクレジットカードやベトナム国内の銀行のデビットカードで決済をしようとしてもエラーになってしまいます。
そのため、選択出来るのは窓口での支払い1択となります。

ここで注意があります。窓口での支払いは、支払いの有効期限があることです。有効期限を過ぎると、もちろん権利は無効になります。当初、それを知らなくて寝台を取ったのに、ハードシートしか空きがないと言われて渋々ニャチャンまでハードシートに座ったことがあります。

窓口での支払いの場合、有効期限は1日(24時間)となります。

全ての入力を終えると『Next』を押します。
予約番号が表示され、上述の有効期限が表示されるので、有効期限内に駅へ行きます。そこの乗車券売り場の窓口で予約番号とパスポートを提示します。

そして支払いを済ませば発見が出来ます。支払いは現金はもちろんのこと、クレジットカードやデビットカード、ベトナム国内の銀行のATMカードで行うことが出来ます。

③ 旅行代理店で購入してもらう方法

日系の代理店が扱っているという話を聞いたことがないのですが、ローカルや日系以外はあるようです。またバックパッカーの宿とかにも取り扱ってくれるところはあるようです。

手数料などは、それぞれなのと会社での旅行など団体旅行以外は経験値を積むためにも、①か②の方法で試してみる方が良いように思います。

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