以前、お客さんが全然いないとアップした「ぶたさま」、前回訪れたのがテト前だったのですが、それからコロナが明けるまで行けていなかったので、いつ閉店したかは定かではないのものの、友人からGoogle Maps上で閉店と表示されているから、「見てきて」と言われ、行ってみたら閉店していました。
ちなみにGoogleのマイビジネスに登録しているものの、コロナ渦中の営業状況の確認メール(4月中旬にきている)を無視している飲食店や企業なんかは、勝手に閉店や休業中と表示されてしまっていることがあるようです。
そういえば最近、ベトナムでMEOの広告を出している日系企業があるようですが、今更感が半端ない。またMEO対策をやっている人でもMEOという言葉を知らないでやっている人が多い状況、すなわちMEOという言葉が浸透していないのに『MEOやりますよ』みたいな広告で訴求力があるのか甚だ疑問。
あ、MEOって何かを説明しておくと、Map Engine Optimizationの略称で、Google Maps上での最適化を図るということ。業態によっては、SEOで上手く行かなくても、MEOを頑張れば『地域+キーワード』で上位に表示されることがある。その理由は『地域+キーワード』だと、通常の検索結果の上(場合によっては中段になることもある)に地図が表示され、そこのリストに上位表示されます。
『ホーチミン+キーワード』で色々と検索してみて、わかりやすいねじれ現象が起こっていたのが、不動産だったので、これを例にしておきます。
『ホーチミン+不動産』で検索したところ、
検索結果上段に表示される地図(Google Maps)では、RESS不動産さん、ベトナムハウスさん、ドラゴンハウジングさんという順番です。
しかしGoogle Mapsを除いた検索結果では、ベトナムハウスさん、アオザイハウジングさん、スターツさんという順番で、Google Mapsで一番上に表示されていたRESS不動産さんは、なんと6位に表示されていました。
Google Mapsに限らずGoogleの検索結果の特性上、ユーザーに適したものが表示されるというアルゴリズムがあるようなので、上位に表示されれば、されるほどユーザーに適している(利用者が多い?)ということです。
このことから、あくまでも仮定の話とはなってしまいますが、実際に利用する時はGoogle Mapsで検索して訪問するということが多いでしょうから、実利用ではRESS不動産さんが多いものの、不動産の情報などを調べる時は他の不動産屋のサイトを見ているのではないでしょうか。
この話の流れで着地点が不確かな感じになってきたので、強引にまとめておくと
この、ねじれ現象によってGoogle Maps上では上位に表示されないところは、MEO対策を行ってみるのも良いと思います。Google マイビジネスを充実させてみれば上位表示される確率が高くなるものの、業者に頼んでもSEOと違ってやれることがかなり限られているため、自分でやっても業者に頼んでも大して変わらないです。
やり方についてはGoogleが十分に説明してくれていますし、日本語でやり方を説明しているサイト(無料)も多いので自身でやってみた方がいいと思います。