アヘン工場跡地に出来たフュージョンレストランFUME(フューム)

丼やのKEMURIのオーナーさんがされている本格的なジャパニーズフレンチのフュージョンレストラン「FUME」へ行ってきました。

こちらのオーナーさんは、兵庫県出身で西宮→北新地→シンガポール→ベトナムで開業という感じだそうです。

FUMEの場所

先ず「FUME」は、フュームと読むそうで、フランス語で「煙(けむり)」というそうです。

お店の場所は、パークハイアットホテルの向かいのエルガウチョ裏にあるアヘン工場跡地にあります。

住所:74/7L Hai Bà Trưng, Bến Nghé, Quận 1, Hồ Chí Minh

アヘン工場跡地の入り口には看板が出ていないようなので、「合ってるのかな?」となりますが、中に進んで行きます。

RENKONの左手前にお店の入り口があります。(奥には有名なベトナムレストランがあり、その手前です)

エントランスは1階にあるのですが、お店自体は2階にあるので、レセプションで予約の有無を聞かれ、2階へと案内されます。

2階へ上がり、店内に入ると、店員さんが迎えてくれます。と、いっても、「いらっしゃいませ」みたいなことや会釈をされることはありません。

ベトナム人スタッフはオープン間も無く不慣れなのかと感じながらも、日本人スタッフと思しき髭を生やしたイケメンのお兄さんが居たので「こんばんは」と挨拶をしたのですが、スルーされてしまいました。

『ヤッベェ、お客さんに挨拶してもうた』と恥ずかしい気持ちになりオドオドしていると、ベトナム人スタッフに予約したカウンター席へ案内されました。

帰りに知ったのですが、入り口のイケメンお兄さんは日本人スタッフとのこと。

プレオープン中はアラカルトはなし

プレオープン中はアラカルトでのオーダーはなく、3つのコースから選択します。カウンター席で食べられるコース、テーブル席で食べられるコースが違っていて、なかなか面白いなと感じました。

葉月 -HAZUKI- 98万ドン [テーブル席用]

前菜盛り合わせ 5種

朝挽き鶏の吸い物

熊本産 鯛の刺身と焼き椎茸 トリュフの香り

ブルーチーズと朝挽き鶏ささみ
昆布締めの天麩羅キノコクリームソース

カナダ産ポーク 低温調理の藁焼き リンゴソース

キノコとハマグリバターの土鍋ご飯

雅 -MIYABI- 148万ドン [テーブル席用]

前菜盛り合わせ 7種

ハマグリと野菜の椀物

熊本産 鯛 刺身とえのき揚げ トリュフの香り

ブルーチーズとキス昆布締め巻きの天麩羅

クエのムニエル和風蟹あんかけ

フランス産 鴨 低温調理の藁焼き赤ワインソース

7.キノコとサーモンムニエルの土鍋ご飯

*メニュー表記のまま。「7.」は消し忘れな気はします。

羽衣 -HAGOROMO- 178万ドン [カウンター席用]

前菜盛り合わせ 9種

ハマグリと野菜の椀物

初鰹の藁焼き

オーガニック海老と鰆の天麩羅 オレンジローズマリーソース

サーモンムースとホタテの南瓜の花の蒸し物

クエの西京味噌とフォアグラ

Fume すき焼き 藁の香り黒毛和牛 サーロイン

キノコと鯛ムニエルの土鍋ご飯

カウンター席なので羽衣をオーダー

全体的に美味しくて最後まで飽きることなく楽しめました。
ただ個人的な気持ちとかを料理の写真の下に記載してますが、不快にさせるかもしれないので飛ばしてください。

特にホーチミンに居られる美食家の方には、「何を言ってるんだ?貧乏人が」と言われそう。なので美食家の方はスルーで、お願いします。

前菜盛り合わせ 9種

真ん中の緑のやつが一番美味しかった「茄子のオランダ煮」、右手前の赤いのが「キヌアの肉包み」、赤いのの上が「鯛の握り寿司」。他は名前を覚えていない。

見た目通りの美味しさでした。

鯛のお寿司は、大根おろしにポン酢がかかっているのですが、大根の香りとポン酢が強すぎて、何の魚かわからなかった。

ハマグリと野菜の椀物

普通に美味しい。

初鰹の藁焼き

このコースの中で一番口の中が楽しかった。

藁焼きの後に氷で締めるというような工程を挟んでいないせいか、引き締まった感じではなく、どこかゼリーのようなマシュマロのような語彙力のない私では表現がしにくい食感でした。

藁の香りが良くて、鰹の生臭さは皆無に近く、外国人の方でも楽しめるんじゃないかと思いました。

強いて言えば、塩・わさび・にんにくが副えられていますが、これに合わせるソースがあっても良いんじゃないかと、カウンター奥にいたダンディーなフランス人シェフを見ながら考えていました。

写真を撮り忘れてしまい、この写真は動画のスクリーンショット(失礼)

オーガニック海老と鰆の天麩羅 オレンジローズマリーソース

ソースが美味しかった。

天麩羅の好みって寿司よりもシビアな感じがします。サクサク系かしっとり系か、レア感かしっかり感かとか。個人的には、この海老だと、しっとりレアが良いんじゃないかと感じました。

サーモンムースとホタテの南瓜の花の蒸し物

ホタテの香りが何とも言えない美味しさでした。

クエの西京味噌とフォアグラ

ちょうど良い塩梅に仕上がっていました。

Fume すき焼き 藁の香り黒毛和牛 サーロイン

黒毛和牛にづけ卵が副えられた一品。

づけ卵はもう少しとろっとしている方が好み。肉は脂の入り方が良かったものの、味的にはサッパリ。

キノコと鯛ムニエルの土鍋ご飯

日本っぽいご飯。

おまけのデザート: 抹茶のシュークリームとマカロン

コースを完食した後に、優しい甘さのデザート。マカロンは、懐かしさを感じさせる不思議な味でした。

まとめ

フュージョンレストランと聞くと、奇想天外なな手法で楽しませてくれるようなイメージがあるかも知れませんが、ここはオーソドックスなスタイルのレストランです。

ベトナム生活に慣れすぎた筆者としては割高に感じる値段ですが、日本的な感覚であればリーズナブルに抑えられている割には、全体的にはちゃんとしているという印象を受けました。

接客等に関してはスタッフの慣れとかがあるので、これからだとは思いますが、料理に関しては、この値段であれば「また来たい」と思えるような内容です。

仕入れ状況などにより1週間とか2週間とかでコースの内容が変わると言われていましたが、そんな頻繁にはいけないので、インセンティブが入った時に奮発していくお店の候補に入れておきます。

余談

最後は、お店の外(2階の踊り場)までお見送りをしてくれました。

日本では普通にしてくれるけど、ベトナムでは日系のレストランだとカキノキくらいかな、こんなことしてくれるのって。

なので、ぎこちなく帰路につきました。

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