カントーに宿泊しようと計画していたものの、行ってみればどこもかしこもテト休暇でした。友人・知人から教えてもらったお店が昼間やらずに夜はオープンするとは限らないので40km程度離れたビンロンへ向かいました。
目次
ビンロンとは
カントーから約40km程離れたビンロン省の省都であるビンロンは、水上マーケットで有名なカイベーの対岸に位置しています。
長距離バスのターミナルがあるので、通ったことがある人は多いようですが、訪れたことがある人は少ないように思います。そのため、日本語の情報はほとんど見つかりませんでした。
カントーからは小一時間
カントーからは意外にも早く到着し、所要時間は小一時間程度。特に飛ばした訳でもないのですが、テト休暇の真ん中ということで道も空いていたのが理由かもしれません。
いつものようにBooking.comでホテルを検索し、中心部のホテルを予約しました。チェックインしたのは15時半頃だと思います。
ホテルは全く英語が通じず、Booking.comの画面を見せても、「予約しているのか?」とチンプンカンプンな返答でした。この時に確認しておけばと、翌日は思いました。
翌日、チェックアウトの時にトラブル発生。表示料金やGoogle Mapsのコメントに20万ドンとなって記載されていましたが、それは嘘八百。実際は30万ドンでした。また『ホテルの料金体系はこうだ!』と言わんばかりに、カウンター奥から料金表を出してきて、一切こちらの言うことは無視。
この光景は、2年以上前にチャウドックで経験したのと同じ。争うことなく言われたままに料金を支払いました。もちろん、Booking.comとGoogle Mapsの評価は最低評価にしておきました。
娯楽も揃っているビンロンの街を市内散策
ビンロンの街は小さいものの、長距離バスのターミナルがあるせいか、思いの外、娯楽が揃っている印象を受けました。カラオケやディスコにマッサージ屋と。ただ一方通行が多くて、目的地を行きすぎてしまうと、かなり迂回しないといけないような街の構造となっていました。
夜はビンロン名物のカニミソ鍋へ
夜というか夕方になるのですが、『Vinh Long Dac San』で検索した中で美味しそう見えたLau Cua Dong(カニ鍋)屋へ向かいました。
Google Maps上の道幅だと大きく思えたのですが、バイク2台くらいしか通れない通りに入ると大きめの海鮮料理屋が2軒並んでましたが、目的のお店は少し先にありました。
おしゃれなリバーサイドビュー
お店の脇には川というか用水路が流れています。
家庭用排水とか流れてそうな気はしましたが、特に匂いはなく、また濁っていますが、ゴミが流れているような感じではありませんでした。
上の写真の柄シャツ(パジャマでした)のお姉さんは、店員ではないのですが生ゴミを全て川に捨てていました。
Lau Cua Dongを注文
店名が『Lẩu Cua Đồng Bánh Xèo Cẩm Nhung』となっており、Lau Cua DongとBanh Xeoが売りだと思うのですが、壁に貼られたメニューにはどちらも記載がされてませんでした。
そのため、Google Maps上にあった写真を見せて注文しました。(初めにメニューをお願いした時は持ってこないのに、写真を見せた後に確認のためにメニューを持ってくるというベトナムローカルあるある)
炭火なので時間が掛かります
炭を入れた七輪で鍋を作るので、温まるまでに結構な時間が掛かります。複数人で来るなら、誰か先に行かせて20分か30分してから遅れてやって来ても、間に合います。
ちなみに、この状態から食べれるまでに大体30分くらい掛かりました。
えび・いか・たこ・魚のつみれ、カニの身が入ったカニミソとボリューム満点。
カニミソがふわっと花ひらくようになるのがベストなのですが、野菜を入れすぎたのでこの有様。
野菜を食べていくと、こんな感じです。
つけダレがなくても、しっかりと味がして美味しかったです。
金額は16万ドンだったと思います。
食後はリバーサイドカフェ(路上)
食後は中心部へと戻り、中心部にある公園のところのカフェで一服。
小一時間いましたが、絵になりそうな船は通らなかったです。
ホーチミンと違う光景があったのは、公園脇の路上カフェには熟年カップルばかりでした。屋根が付いているカフェには若い子が多くいたので、若い子がいない街ではないと思います。
市内散策中に見つけたバーに
音楽はアシッド系ハウスがメインに流れる長居したくなるようなバーで、ホテルから徒歩圏内ということもあり、またオリジナルカクテルが豊富に揃っていたので5杯くらいは飲もうなんて思っていました。
先ずは一杯目を注文。
ドリンクが出て来たくらいから、ベトナム人のお客さんが流れるように入って来ました。ぞろぞろ入って来た割には、2名〜3名のグループでした。
直ぐに店内は満席となりました。
しばらくして店内がザワつき始めました。理由は、ベトナム人だけでビンゴ大会を始めたからです。はじめはソファ席の隣あった2組だけだったのですが、店員が私以外のベトナム人全員に声を掛け、私以外の全員でビンゴ大会を始めたので最後、段々と声が大きくなりBGMがかき消されるほどになり退店。
カクテル1杯 7万ドン前後です。
ちなみに店員さんは流暢に英語が話せるのに、なぜ一言も声を掛けてくれなかった(誘ってくれたら参加するのに)のかが気になりました。
締めはミルクティー
宿泊していたホテル横のミルクティー屋が行列が出来ていたので買ってしまいました。